造形学校バウハウスの創立100周年を日本で祝うプロジェクト「bauhaus100japan」は2020年12月31日をもって終了します。
皆様のご参加、ご協力に心より感謝申し上げます。
bauhaus100japanは、巡回展「きたれ、バウハウス」を核に、「バウハウスの星座」と称した計54のイベントをもって、ここに終了いたします。2018年からの3年間のプロジェクトと銘打っていましたが、星座は前年の夏から始まり、結局およそ4年間の活動となりました。
星座に登録した54件以外にも、多くの書籍が刊行され、多くの新聞・雑誌等が特集を組み、関連する様々な催しがあり、100周年を祝う製品が発売されるなど、バウハウス創立100周年を祝うにふさわしい充実した4年間となりましたこと、関係者の皆様にお礼申し上げます。
日本は東アジアで唯一、4人の留学生を送り出した国であり、日本のバウハウスへの関心も、100年近い歴史があります。
当時の人々が、バウハウスの新しい教育、新しいデザイン、新しい建築に未来への希望を見出し、どれほど夢中になったか。もし、今回のプロジェクトに参加してワクワクすることがあったとしたら、その思いは当時の人たちの思いと確かに繋がっています。
100周年は終わりましたが、これまでに培った研究を土台に、バウハウスの研究はさらに続いていきます。近代という新しい時代のデザインに取り組んだバウハウスは、私たちに問いかけ続けます。「これからの新たな時代のためのデザインとは何か」と。
デザインは決して一部の専門家のためのものではなく、デザインされたモノを使うすべての人のものであり、使用者の意識こそが、デザインの発展を支えています。
今後も、バウハウスへの関心を持ち続けていただけたら、これほど嬉しいことはありません。
12月31日をもってプロジェクトは終了いたしますが、本ウェブサイトは、株式会社ミサワホーム総合研究所の協力のもと、日本におけるバウハウス100年に関する活動の記録として残します。当サイトのNEWS, TOPICS、また、SNSでは、緩やかな形にはなりますが、バウハウスに関する情報を今後も発信できればと思います。
ありがとうございました。
2020年12月31日
バウハウス100周年委員会
Official Website http://www.bauhaus.ac/bauhaus100
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