この会議は、2019年、ドイツ本国でのバウハウス100プロジェクトの締めくくりのイベントとして開催されます。
【会議の概要】
本国Bauhaus100のサイトにアップされている「Program: Collecting Bauhaus Conference at Bauhaus, Dessau」よりご紹介します。
「バウハウスの収集に関する国際会議は、バウハウス100協会が行う100周年記念の最後のイベントになります。キュレーター、コレクター、美術史家、教師、美術館の代表者がデッサウに招待され、バウハウスの作品やコレクションが世界中に広まってきた歴史について話し合います。
ベルリンのバウハウス資料館、バウハウスデッサウ財団、そしてヴァイマール・クラシークは、世界で最も大きな3つのバウハウスコレクションを持つ機関です。しかし、バウハウスは国内だけの遺産でなく国際的な遺産です。バウハウスの作品と資料は世界中に散らばっています。国家社会主義者によるバウハウスの閉鎖、「退廃芸術」という刻印、それに続く亡命および移民は、バウハウスの作品が世界中で収集される状況を生み出しました。
バウハウスの収集に関する国際会議は、新しいバウハウス博物館デッサウがバウハウスコレクションを持つ美術館の世界的なネットワークの一部であることを示しています。それらはしばしば、20世紀の激動の中での個人の運命と、国際的なアート市場のメカニズムとダイナミクスの両方に結びついています。参加者は、コレクションの多面的な起源、さまざまな展示および教育戦略について語り、それに基づいて、グローバルなバウハウスの歴史学的問題について議論します。そして最後に、21世紀のバウハウス美術館にとって、グローバルな相互関係がどのように実りあるものになるかについて考えます。」
会議の詳細については下記サイトをご覧ください。
→https://www.bauhaus-dessau.de/en/centenary-2019/collecting-bauhaus.html