2020年6月16日〜10月25日
[会期が延長となりました]
※コレクション展の観覧方法について、詳しくは「MOMATコレクション開催概要」をご覧ください。
※アートライブラリは現在、事前予約制となっています。詳しくはこちらをご参照下さい。
東京国立近代美術館所蔵作品展「MOMATコレクション」(第9室、第10室、アートライブラリ)
東京国立近代美術館のコレクションには、バウハウスに関連する作品や資料が多数収蔵されています。今回の東京国立近代美術館所蔵作品展「MOMATコレクション」展では、バウハウス100周年を祝う「バウハウス100ジャパンプロジェクト」に連動し、コレクション展の一部(第9室、第10室)を使ったバウハウスの特集展示が行われます。また同館のアートライブラリでは、東京国立近代美術館で開催した過去のバウハウス展のカタログや資料などを特集コーナーでご覧いただけます。
各展示の内容をご紹介しましょう。
第9室は「バウハウスの潮流」というテーマで、同館の写真コレクションにより、バウハウスのマイスターでありバウハウスにおける写真の実験の震源となったモホイ=ナジの作品ならびにバウハウスの作家による写真作品が展示されます。また、モホイ=ナジがシカゴに開校したニュー・バウハウスの後継となったイリノイ工科大学で教えた写真家たちとその下で学んだ日本人、石元泰博の作品などもご覧いただけます。
第10室の手前のスペースでは「バウハウス特集」というタイトルで、同館が誇るバウハウス関連の家具類、陶器作品、印刷物、そしてクレーやカンディンスキーの作品を始め、バウハウスから日本へのさまざまなレベルでの伝播の様子が日本人画家の作品ならびに同時代の日本の先端的な工芸作品などで紹介されます。日本人バウハウス学生の一人、山脇巌が帰国後に、ミース・ファン・デル・ローエの鋼管椅子の影響を受けて設計した椅子も一緒に展示されます。
アートライブラリでは、「bauhaus×MOMAT」というテーマで、バウハウス関連の書籍や展覧会カタログ等の資料展示が行われるとともに、開館以来、1954年の「グロピウスとバウハウス」展、1971年の「バウハウス50年展」など日本でバウハウス紹介を行ってきた東京国立近代美術館の足跡を当時の刊行物や会場写真等で辿る展示もご覧いただけます。※アートライブラリの開室日時は美術館と異なります。ご来室の際は、HP等で開室日カレンダーをご確認ください。
※アートライブラリは現在、事前予約制となっています。(詳しくはこちらをご参照下さい。)
東京国立近代美術館ならではのバウハウスに関する展示をお楽しみください。
▼展覧会概要
展覧会名
・東京国立近代美術館所蔵作品展「MOMATコレクション」(第9室、第10室)
・アートライブラリ 「bauhaus×MOMAT」(2階)
会期 ※それぞれ会期・開館時間が異なります。最新情報は美術館websiteをご確認下さい。
所蔵作品展: 2020年6月16日〜10月25日(日)
休館日
所蔵作品展: 月曜日 (ただし8月10日、9月21日は開館)、8月11日[火]、9月23日 [水]
アートライブラリー: 2020年7月7日〜10月24日(土)
開室する曜日
火・木・土
※各日1週間前までに要予約。
※祝日、美術館の休館日および図書整理期間は除く。
会場
東京国立近代美術館 本館 3階(第9室、第10室)
2階(東京国立近代美術館アートライブラリ)
住所 〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
主催 東京国立近代美術館
※コレクション展の観覧方法について、詳しくは「MOMATコレクション開催概要」をご覧ください。
※アートライブラリは現在、事前予約制となっています。詳しくはこちらをご参照下さい。
▼お問い合わせ
050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://www.momat.go.jp/
※「バウハウスの星座」スタンプラリーのスタンプは撤去しました。かわりに印影を掲示しています。
画像: マルセル・ブロイヤー《クラブ・チェア B3(ワシリー)》 1927年 東京国立近代美術館所蔵 撮影者:アローアートワークス