2019年9月21日(土) ~ 2020年1月13日(月・祝)
横浜美術館では、横浜美術館開館30周年ならびに横浜開港160周年を記念して、コレクション展として、美術による東西交流の歴史をテーマとした展覧会「東西交流160年の諸相」を開催中です。
その第2章「ドイツのモダニズムと日本」では、バウハウス開校100周年に合わせて、バウハウスのマイスター、ヴァシリィ・カンディンスキーやパウル・クレーによる絵画・版画作品、ラースロー・モホイ=ナギ、ヘルベルト・バイヤー、ヴァルター・ペーターハンスなどのバウハウスの写真作品、ならびに同時期にドイツで生まれた新しい写真表現—ノイエ・フォトグラフィーの動向を紹介しています。また、ドイツでのこうした動向を敏感にとらえた同時代の日本の作家たちがどのように呼応したかを写真作品や資料で展示し、日独の交流の様相をご覧いただきます。
展示室には、バウハウスの2代目校長でもあった建築家ミース・ファン・デル・ローエが1929年に設計したバルセロナ・パビリオンのためにデザインした「バルセロナ・スツール」が設置されています(ご自由にお座りください)。スツールの座面の色は、横浜美術館を設計した丹下健三が特別に指定した「タンゲ・グレイ」です。
展示風景: 第2章「ドイツのモダニズムと日本」 横浜美術館
展覧会概要
展覧会名: 横浜美術館コレクション展「東西交流160年の諸相」 第2章「ドイツのモダニズムと日本」 (横浜美術館開館30周年記念/横浜開港160周年記念)
※本コレクション展全体の内容についてはこちらからご覧ください。
会場: 横浜美術館
会期: 2019年9月21日(土) ~ 2020年1月13日(月・祝) 10時~18時
*毎週金曜・土曜は10時~20時
*1月10日(金)11日(土)12日(日)は10時~21時
*入館は閉館の30分前まで
休館日: 木曜日(2019年12月26日[木]は開館)、2019年12月28日(土)~ 2020年1月2日(木)
観覧料: 一般500円、大学・高校生300円、中学生100円、小学生以下無料
*毎週土曜日は、高校生以下無料(生徒手帳、学生証をご提示ください)
*障がい者手帳をお持ちの方と介護の方(1名)は無料
*毎月第3月曜日は横浜市在住の65歳以上の方無料(「濱ともカード」をご提示ください)
*企画展ご観覧当日に限り、企画展の観覧券でコレクション展もご覧いただけます。
主催: 横浜美術館[公益財団法人横浜市芸術文化振興財団]
住所: 〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3丁目4番1号
作品: ヴァシリィ・カンディンスキー《網の中の赤》1927年 油彩、厚紙 横浜美術館蔵