ラースロー・モホイ=ナジ(1895ー1946)は、1923年にバウハウスのマイスターに抜擢されバウハウスの発展に大きく貢献しました。1928年にバウハウスを去った後、1937年にアメリカに渡り、シカゴに「ニュー・バウハウス」を開校。バウハウスの理念を新天地で展開させることに尽力しました。

その主著のひとつ『ヴィジョン・イン・モーション』(“Vision in Motion”, the original edition, published in 1947 by Paul Theobald, Chicago) の邦訳(井口壽乃 訳) が12月26日に刊行されます。

訳者の井口壽乃氏による本書の解説論文〈『ヴィジョン・イン・モーション』──モホイ ナジの教育活動と理論、日本への影響について〉、著者略年譜、人名・事項索引も所収され、バウハハウス100周年に日本語で出版される意義の深い著作と言えましょう。

▼詳しくは下記の国書刊行会 『ヴィジョン・イン・モーション』のページをご覧ください。
https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336063700/

書影: 国書刊行会リリース画像より